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【イベントレポート】大切な家具や住まいを育てる「ソープメンテナンスワークショップ」

こんにちは、アイトリブの藤原です。
中国地方は梅雨入りし、このブログを書いている今も外はずっと雨が降っています。じめじめで髪の毛は広がりまとまらないのですが、なんとなく静かで落ち着いていて、文章を書くには良い日かもしれないです。

さて今日は、先日開催しました『木を活かす 北欧家具ソープメンテナンスワークショップ』について、イベントレポートを兼ねてご紹介します。
今回は、アイトフースの家にお住まいのオーナー様やこれからお引渡しをさせていただくご家族の皆さまに参加いただきました。ありがとうございます!
当日の様子を交えながら、ご参加いただけなかった方や北欧家具をご検討中の方にもお役立ていただけるお手入れの魅力をお伝えできれば幸いです。

目次

デンマークの知恵「ソープメンテナンス」とは?

お気に入りの家具を大切に受け継ぐ文化が根付いている北欧諸国の中でも、デンマークでは木を活かすための特徴的なお手入れ方法がスタンダードになっています。それが、純石けんの泡を使って木肌を洗い、汚れ落とし&防止を同時にできる「ソープメンテナンス」です。

*北欧家具には “ソープフィニッシュ” という木のポテンシャルを最大限に活かしたポピュラーな仕上げ方があります。木の呼吸を妨げず、素地に近いため手触りが良く、手軽なメンテナンスで経年美を楽しむことができます。

日常の汚れを落としながら、石けんに含まれる脂肪分が木の表面を優しくコーティングし汚れをつきにくくします。私たちがフワフワの泡をつくって優しく顔を洗い保湿するのと同じように、木にも潤いを与えながら保護する。とても思いやりのある豊かなお手入れ方法なのです。

実践してハードルを下げ、自信を持っていただく

ワークショップはお一組ずつ参加いただき、スタッフがマンツーマンでレクチャーをしていきます。準備物は、ほとんどが家にあるものでOK。いざ汚れてしまった!というときでも対応ができます。

手順も難しいものではないのですが、初めての方にとって木の家具を“洗う”ということは想像がしづらく不安になってしまう方はとても多いです。
「本当に洗って大丈夫ですか?」「どのくらい力を入れてもいいのか…」など、皆さんの心配をよそにスタッフが躊躇なく実演していきます。

まずは、木肌を整える準備から。小さなぶつけキズや手垢の黒ずみなどをサンドペーパーで磨いていき、木くずと一緒に日頃溜め込んだホコリやパンくず等を座面裏から布団を叩くように出してあげます。(想像以上にホコリが舞う可能性があるので、外で行っていただくのをオススメします)

室内に戻ったら、石けんの泡をふんだんに乗せたスポンジで椅子全体をありがとうの気持ちを込めてやさしく洗っていきます。最後は泡を拭き取りながらコーティングもかけるように、丁寧にしっかり拭き上げて完了です。

最初はおそるおそるだった手つきが、スタッフと一緒にひとつずつ実践していくうちにどんどんスムーズに。「こんな感じでいいんだ!」と皆さんの不安がなくなりお顔が晴れる頃には、椅子もすっきりとリフレッシュした姿になっています。
ご自分の椅子を持って来られた方は、濡れた木の色むらも「乾くと気にならなくなりますね」とほっと一安心されたご様子でした。

ネット情報や動画を観るだけでは感覚を掴みづらい部分をお伝えできるのが、ワークショップの良さです。実際に体験していただくことで、「これならできそう!」という安心感をお持ち帰りいただいています。

家具だけでなく「わが家」も育てる

ワークショップを通じて、私たちがお客様にどうしてもお伝えしたかった大切なポイントがあります。それは、ソープメンテナンスは家具だけでなく家にも使えるということです。

アイトフースがつくる住まいには、裸足で歩くと気持ちの良い“無垢の床”や、毎日家族が手を添える“階段の手すり”など、たくさんの天然木を使用しています。それは、経年の変化を見守りながら育てる感覚で楽しんでいただける本物の素材です。お打ち合わせ中やお引き渡しの際には情報量が多く意外と忘れられがちなのですが、床や手すりなどの木部も、家具と同じように石けんの泡を使ってお手入れができます。

「汚れたらいつか取り替える」のではなく、「手をかけながら、味わい深く育っていく」。でもいつも完璧に、キッチリできなくて大丈夫です。一つひとつの素材に理由があり選んでいるアイトフースの家だからこそ、生活の跡も抱えながら唯一無二の住まい手らしさがきっと宿ると思います。
そんな暮らしの豊かさや楽しみを、これからも皆さまと共有することができれば大変うれしいです。

おわりに

一見すると、今回のイベントは家具のフォローイベントと思われるかもしれません。ですが、私たちにとってお引渡しや納品はゴールではなく、これから続いていく暮らしのスタートだと考えているからこそ、寄り添える機会をこれからも設けていきたいと思います。

「床にキズをつけてしまったけどどうしたらいい?」「家具のお手入れってこれで合ってるかな?」など、実際に暮らし始めてから生まれる小さなお困りごとでも大丈夫です。お気付きのことがありましたら、いつでもモデルハウスやイベントへお越しいただき、来場が難しい方も公式LINEがございますのでどうぞ気軽にご相談ください。