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美術館巡りの旅 in 香川

Publish :
2023.12.02
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは。設計の吉村です。

広島から岡山に引っ越して早いことに半年が経ち、ようやくこちらでの生活にも慣れてきました。先日は岡山スタッフの藤原さんと香川県に日帰りプチ旅行に行ってきました。今回は「美術館巡りin香川」の旅と題しまして、おすすめのプチ旅行モデルコースを感想とともに紹介いたします。

目次

am 9:00 岡山を出発

名前のとおり瀬戸内海に面している美術館で、駐車場からすでに目の前は瀬戸内海が広がっています。

私が行ったときは、ちょうど「魁夷が旅した北欧の風景と、暮らしのデザイン(~11/5終了)」の特別展が開催されていました。魁夷が多忙な日常から抜け出したいと思ったときに北欧の国々を巡った、という旅行記のような内容。魁夷の描いた作品や現地で集めた道具やインテリアなどから、まるで私自身が北欧に行ったような気持ちになりました。

pm 1:00 麺処 綿谷 丸亀店

香川と言えば、うどん!ということで、お昼は「麺処 綿谷」さんに行ってきました。(平日にもかかわらず大行列で驚きました。)

「毎日、食べても飽きないうどん」をモットーにされているようなのですが、県外から来られる方もちろん、ランチに来られている会社員の方がほとんどで地元の方に愛されているうどんのようです。うどんの量を大と小から選べるのですが、小を頼んだにもかかわらずかなりのボリュームで、そのうえ天ぷらも食べたいという食い意地がすごい私たちはお腹一杯で苦しくなりながらも次の目的地に向かうのでした。

pm 2:00 MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

アイトリブプルースのランドリーの物干しにかけられている猪熊さんTシャツを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

猪熊さんは香川県出身の画家です。暮らしの中から「美しいもの」を発見し、それがなぜ美しいのかを探求し、画業にも「美」を表現に挑み続けられてきました。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は猪熊さんが実際に丸亀市と協議をしながら作られた美術館で、美術館のあり方など猪熊さんらしい思いが詰め込まれています。美術館としては珍しく自然光が差し込むつくりと、猪熊さんの見ているだけで楽しくなるような作品が相まって、自然と明るく元気になれます。今まで見てきた美術館や美術作品を思い返しても、この美術館からは新しい美術館のあり方を感じました。

館内にはカフェもあるので途中でケーキを食べながらまったりしていたらあっという間に閉館時間になってしまい、気づいたら4時間も滞在していたのでした。

猪熊さんは子供たちに美しいものに触れることも重視していたということもあり、高校生以下は観覧料が無料となっているので、ぜひお子さんと一緒に猪熊さんの世界に触れていただきたいです。

ちなみに2024年1/20(土)、1/21(日)は「親子でMIMOCAの日」。高校生以下又は18歳未満の観覧者1名につき同伴者2名までが入館無料となる取り組みで、企画展示が変わるごとに1回行われているそうです。 親子で気軽に展示を楽しむことができるこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。