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北欧 デンマークに行ってきました

Publish :
2023.02.25
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは、設計の柴田です。

今年の年末年始は、4年ぶりにデンマーク人の友人宅で過ごしました。(4年前には半年ほどデンマークに留学をしていました。)今日は、北欧 デンマークの年末年始の過ごし方についてお伝えいたします。

デンマークでの大晦日の過ごし方

デンマークでの大晦日のパーティーは、18:00から生放送されるマルグレーテ2世女王のスピーチで始まります。2022年を振り返り、ロシアによるウクライナ侵攻や、価格高騰・エネルギー問題に触れ、全ての人に素晴らしい平和な日が訪れるよう、とのあいさつをされたそうです。

スピーチが終わると食事が始まります。料理は、スープ・メイン・デザートのコース。料理は、それぞれ担当を決め、持ち寄る形式です。以前過ごしたホストファミリー宅でも同じで、ホームパーティーをする時は一人にすべてを任せるのではなく持ち寄り形式で、楽しさだけでなく準備の負担もシェアしていました。

日本との文化の違いだと感じることは、食事中にホストがゲストに対して、常に気にかけながら、「お酒いりますか??」「おかわりいりますか?」ということはせず、それぞれが自分のペースで食事を楽しみます。(ここで、必ず日本のお酌文化の話になります(笑))

『Godt nytår!』(明けましておめでとう!)

そして、新年に食べられる「Kransekage」というアーモンドペーストが入ったケーキと、お酒を楽しみながら、コペンハーゲンから生中継されるカウントダウンの映像と共に新年を迎えます。

新年を迎えた瞬間、たくさんの花火がなんと一般の家庭から打ち上がります!家庭用とは思えないくらいの大きさの花火が至る所で上がっているのには驚きます。みなさん数万円かけて打ち上げ花火をするそうです…!
ご近所のご主人も花火を設置。まさかこの距離で花火!?2~3m先で大きな花火が上がりました…
見上げないと花火が見えないくらいの距離です。

この花火、実は新年を迎える瞬間だけでなく、その前の日から朝・昼・晩関係なく打ち上げられていました。もちろん、新年をお祝いするためです。
デンマークでは打ち上げ花火の一般使用について決まりがあるそうで、「花火は認証取得をしたもの」「購入は12月15日~1月1日まで」「使用は12月27日~1月1日まで」といったような厳しい制限があります。それを聞くと色々と納得…。「年末年始くらい☺」と花火を上げてみたくなる気持ちも分かります。デンマーク人も「crazy」と認めるほどの花火の数と賑やかさです。
(ニュースでは、この花火による火災や怪我人について放送されていました…!)

新年のパーティーが終わって

新年のパーティーが開けた1月1日は、それまでの賑やかさとは打って変わって、とても静かです。多くのお店がお休みのため、スーパーやマクドナルドぐらいしか開いていません。(花火やクラッカーのゴミがたくさん落ちているため、清掃スタッフは大忙しのようでした。)

デンマークの方は、本当によく食べ、よく飲みます!特にクリスマスから新年にかけては、楽しいイベントが多いため、体重が増加傾向…。そのため、新年を迎えたスーパーには、ダイエットグッズがたくさん並ぶそうです。


デンマークに行く機会がれば、ぜひこのcrazyな新年を体験してみてください。