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祝 新築お引渡し(広島市佐伯区O邸)

Publish :
2017.08.28
Category :
ブログシャチョウブログ

住まいづくりを始められ、希望の宅地を探しながら約8年、「広島の住宅会社のほとんどを見て、アイトフースにたどり着いた」と言って下さったOさん。

暮らしを変える

「お引渡し」それは完成して、お施主さんが喜ばれているところを見ることができる嬉しい瞬間です!「間近で、こんなにも喜んでいただける仕事は中々あるもんじゃない」といつも思いますが、最も現場で夜な夜な作業をして間に合わせてくれた現場担当者は、多忙すぎて出席できていません!住んでいただいてから更に喜んでいただけるのがアイトフースの家なので現場担当者は、時間を経ながらアフターメンテナンスなどで施主さんの喜びを感じてエネルギーをチャージさせていただくといった感じです!なぜ更に喜んでいただけるのか、それは「暮らしを変えることができる」から、そして「家が楽しくなる」から、そして「家が好きになる」からです。

輸入オーブンで、簡単に美味しく楽しく

例えば、その一端ですが家事労働を減らす為に輸入オーブンを使い易い高さにビルトインさせています。使いこなせるかどうか不安な方がほとんどで、採用を迷われる方も多いのですが、住まれてからのオーブン教室もあり、今では採用率が80%を超えています。ただ時短家事になるばかりではなく素材の味を引きだしてくれ、オーブンのポテンシャルが解ってくると料理の苦手な方こそ、より必要だというように考え方が一変します!料理の幅が広がり簡単で美味しくできるので作る人も、食べる人も楽しめるわけです。ここでは書ききれませんがアイトフースの家に住んで、色んな「楽しい」が暮らしながら発見していただけるのです! 売れているものと本当に良い物にはズレがあることが多いのですが、施主さんが求められているものを提案?(それは対応手配と言った方が正しい)させていただくことと、求めていないけれど提案すること、これはエネルギー量の違いと、「ただ単に家の供給」と「家だけではなく暮らしの提案」という大きな違いがあります。時として、おせっかいかもしれませんが本当に良い物、暮らしをより良くして頂ける物であれば家電まで含めて、ご提案させていただくことが必要だと思うのです。

リビングがシアタールームに

住まいづくりの始まりは、充分なヒアリングの上、本当に必要な事やプライオリティなどを整理し、施主さんに代わってアイデアを持って形にしていくことが設計の仕事です。こちらは、施主のOさんの強いご要望の「シアタールーム」アイデアをおり混ぜ、結果リビング兼用プランとなっています。薄くてかなりイケてるソニー製のTVも壁掛けにし、DVDなどの周辺機器も、手前の壁の様に見える収納に入れ、かなりシンプル空間に仕上がっています。コンセントだけ用意し、「後は施主さんご勝手にどうぞ」だと仕事は楽なのですが、一般的なTV台が置かれると広さが感じられなくなることも多く、ホコリもたまりやすく掃除もしずらいのでTV廻りの設計も重視しています。シンプルにミニマルに削ぎ落としていくこと、実は手間ヒマに比例することが多く、インスタ映えも今一つというのが悩みの種です!

素材が持つポテンシャルがシンプルを可能にする。

正面玄関(西側)は、窓が少なく建売分譲住宅などではありえないことですし、ご近所ウケも良くないかもしれません。正面というだけで、ついつい窓を普通に付けてしまいがちなのですが、そこはグッとこらえて西日が室内環境をどれだけ不快にさせるかを冷静に判断しなくてはいけません!それは、自然素材である焼杉外壁の経年変化の表情や庭、それらを含めたトータルな素材の経年の雰囲気が違和感のないファサードに育ててくれるからこそ可能となっていることです!