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住宅の断熱性能について

Publish :
2022.08.06
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは。設計の上田です。
最近、住宅を新築される際の断熱性能の指標として、「断熱等級」という言葉と、性能値を示す「UA値」という数値を耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか?
この断熱性能の数値がよく話題になっているのは、政府の方針として『2050年のカーボンニュートラル』、『2030年度温室効果ガス46%排出削減』に向けて、住宅の省エネ基準の見直しが行われたためです。
断熱等性能等級に、2022年4月から新しく”等級5”が追加され、10月からは”等級6”、さらに”等級7”が追加される予定です。

目次

「新」断熱等級とUA値の基準

そもそも断熱等級とは、『住宅の品質確保の促進等に関する法律』(品確法)で規定された「省エネ性能」を表す『断熱等級制度』のことで、等級が高いほど断熱性が高いことを示しています。
UA値とは、建物外皮(外壁・床・天井・窓など外気との熱境界になる部分)の熱の伝わりやすさを表す値で、数字が小さい方が熱を伝えにくく、断熱性能が高くなります。

下が国土交通省の資料です。

アイトフースの基本施工エリアの広島県、岡山県、山口県は地域区分の大部分が5または6地域にあたります。(各市町村でエリア分けされています)

アイトフースの住まいはどのレベル?

性能値を示すUA値は、プランにより一棟一棟異なるため、個別に計算する必要があります。
アイトフースの標準仕様では平均0.40前後であるため、2022年10月以降の等級では等級6(0.46以下)が標準ということになります。
創業以来25年以上、標準としてきた木製トリプルガラスサッシ等の断熱性能値が、いかに環境等に負荷を与えず、省エネ効果に優れているかということが、ようやく説明出来る指標が出てきました。

現在広島市内にて、一部標準仕様を変更して更に性能値を上げた、UA値=0.26という等級7相当の住宅を建築中です。

「性能数値=豊かな住まい」ではない

近年、性能値の数値が出てきて比べる際にわかりやすくなってきたのはいいことですが、数値を上げることを優先しすぎた窓の取り方や家の形等が多くなってきた懸念もあります。
アイトフースの家づくりでは、数値はもちろんのこととし、それぞれの敷地条件(日当たりや近隣との関係)を活かすことや、庭とのつながり、風の抜け方等を大切にしています。
建築地が違えば、隣地の環境も違い数値だけでは比較できない要素が多々あります。そのあたりのお話は、次の機会にさせていただきます。

家の性能をモデルハウスにて体感していただくのはもちろんですが、住まいづくりの勉強会外観ツアー等各種イベントでは更に詳しくお話しさせていただいております。お気軽にご参加されてみてください。