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お引渡し前の壁塗り体験

こんにちは、設計の柴田です。
先日、お引渡し前のオーナー様のお住まいで「壁塗り体験」をしました。(アイトフースではすべてのお客様に、お引渡し前のタイミングでご自宅の壁塗り体験をしていただくようご案内しております。)実際に壁を一部塗っていただくことで、塗り材の特徴やメンテナンス方法をお伝えができ、住んでからもご自身でメンテナンスをしてもらいやすくなるためです。

目次

アイトフースで使用する塗り壁材

アイトフースで採用している塗り壁材は、ドイツ製で100%天然素材のもの。肌についても安心安全であることはもちろん、調湿・消臭効果もあるので機能性も抜群です。竣工後に新築独特の匂いが全くなく、オーナー様が住まわれてからのご家庭の匂いや、ペットの匂いなども気になることがありません。

初めてモデルハウスにお越しいただいたお客様の中には、白い壁を見て「お手入れが大変そう…」と言われる方もいらっしゃいます。ですが、お手入れはとても簡単です。固く絞った布巾で拭くだけ!拭いても取れない汚れは、ある程度拭き取ってから、同じ塗り壁材を上から塗ればほとんど元通りです。

そして、押しピンやビスで空けてしまった穴も、塗り壁材を使用して、ご自身で簡単に埋めることができます!壁紙だと穴の補修はなかなか難しく…特に白以外の壁紙や模様がある場合は諦めてしまわれる方も多いのではないでしょうか。また、汚れたからと言って壁紙を1面だけ張り替えるといったわけにもいかず…(日焼けなどで周りの壁紙も変色している可能性が高く、1面だけ張り替えるときれいな面とそうではない面の差が目立ってしまうのです。)

塗り壁であればそのような心配もなく、気になる部分だけご自身で手軽にメンテナンスをすることが可能です。

陰影を楽しめる壁の塗り方

壁塗り体験の際に、よく「せっかくきれいに塗ってもらったから、見えにくいところに塗ります!」と言われます。ですが、どなたが塗っても馴染むような塗り方を採用しているため、全く気にされなくても大丈夫です。(これまで、小さなお子様も楽しんで壁塗りをされてこられました。)

塗り壁と聞くと、模様がついているものを想像される方が多いと思うのですが、アイトフースではあえて模様を付けない仕上げにしています。そうすることで、オーナー様ご自身でメンテナンスがしやすくなるためです。模様を付けていなくても手仕事の温かみを十分感じられ、日中は太陽の光の陰影を映し出し、夜は照明の陰影を上手く演出してくれます。同じ壁なのに、時間・季節によって違う壁に見え、この優しい空間は、シンプルに仕上げた自然素材の塗り壁にしか出来ないことだと思います。

今回は息子さんのお部屋で壁塗り体験です。
よくよく見ると、塗り厚が違っていたりもするのですが、反ってそれがまたいい味になっています!
この壁を見るたびに、今回の壁塗り体験のことをはじめ家づくりのこと、一緒に過ごさせていただいた時間を思い出していただけると嬉しいです。