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家具で感じた和と北欧の相性の良さ

Publish :
2023.04.01
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは、設計の長坂です。
日々、本物に囲まれて仕事ができるアイトフースでの環境では、家だけでなく取り扱っているインテリアの良さも実感します。そしていつの間にか欲しくなって購入してしまうことも・・・アイトフーススタッフなら経験済みなはずです!そのようなことで、私が購入した家具から派生した出来事を紹介します。

目次

推したい家具

モデルハウスで展示していて、自分で座ってみたり、他のスタッフから良いところを教えてもらったり、お客様に説明しているうちに、じわじわと良さを実感し数年前に購入を決意した、カールハンセン&サンの【Safari Chair – サファリチェア】。

名前の通り、外で使える椅子としてデニッシュモダンデザインの父と称されるコーア・クリントが古い組み立て式の椅子を1933年にリデザインしたパーソナルチェアです。解体と組立が簡単にできるノックダウン式であり、移動する軍のキャンプでも持ち運んで使われていたそうです。小柄な私でも軽々運べる重さです。

こうした組立式の椅子は座り心地はあまり良くないと思われがちですが、外部で座ってもがガタ付かないような構造は、ラグと床の段差があるところに置いてもしっかり安定し、座り心地も抜群です!座面の吊り構造、クッション品質の高さに加え、360度回転する背もたれは、どんな姿勢にもフィットするので、とても安楽性が高いのです。「機能美」という意味を、最も実感させられた椅子です。

Japandi(ジャパンディ)!?

実はそのサファリチェアを私は現在使えていません。なぜなら祖父⺟の家の縁側で絶賛大活躍中のためです。1か月程度預かってもらっている間に、大変気に入ったようで無期限の貸し出しとなっています。

「日差しが暖かい日にこの椅子に座って庭を眺めるのが大好きな時間なんだ」と力説され、早く春が来て欲しいと自分の椅子みたいに座って話していました。孫としては、良さが伝わって何より嬉しい気持ちになりました。

祖父母に対して特にサファリチェアの良さを説明したわけではありませんでしたが、障子の溝の上でも安定しているため、気にせずくつろいで座っています。縁側や障子とも相性の良い北欧家具をみて、改めて日本の住まいと相性抜群だなと実感し、祖父⺟の住まいが急にジャパンディ*な空間になったようにも感じました。

アイトフースでは、暮らしを豊かにする要素の一つとして、住まいづくりのご提案の中にインテリアも同時に計画をさせていただくことも少なくありません。

アイトフース・アイトリブにお越しの際には、スタッフ推しアイテムを聞いてみても面白いと思うので、ぜひ質問してみてください!

* ジャパンディ(japandi)とはJapanとScandinaviaを合わせた造語。和モダンと北欧をミックスした海外で人気のインテリアスタイルのこと。