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パッシブの本場!スイス・オーストリア エコバウ建築ツアー

世界で最も幸福度が高い国、スイスの高性能住宅を視察。

設計の上田です。9月中旬から10日間、エコバウツアー((株)イケダコーポレーション主催)に参加させて頂き、スイス、オーストリアのパッシブハウス、プラスエネルギー、ミネルギーPエコの戸建て、集合住宅、公共施設等を視察しました。また、木造建築のパイオニアで、ミュンヘン工科大学の教授でもある、ヘルマン カウフマン氏の事務所でレクチャーも受け、どっぷり建築漬けの毎日を過ごしました。ツアーコーディネーターとして、東スイス在住の環境ジャーナリスト滝川薫さんが案内され、現地での通訳も含め、過去から現在に至るまでの周辺の国々のエネルギー事情も豊富な知識で丁寧に解説して頂きました。

豊かさの本質にもつながる、世界トップクラスの省エネ住宅を体感。

自然素材である、木材、漆喰を、持続可能な建材として活用し、建築には、社会性はもちろん環境順応性のため、高い省エネ性能や建材自体のライフサイクルコスト(製造コストから廃棄までのコスト)を考え、それを用いて景観や住まい手の健康に配慮することで、大切な資産を形成していくということの重要性を改めて考えさせられる研修でした。世界でもトップクラスの省エネ住宅を肌で感じ、その住宅の建築主、建築士の説明も質問を交えながら話が聞けて、最高に楽しい時間を過ごせました。

何が必要なのか考えさせられる。

移動中どこの街も、美しい自然をバックにした、自然素材で形成される建物の経年美は、素晴らしいの一言でした。
スーパーの品揃えは日本ほど充実はしてませんが(生活必需品しかない)、豊かさの本質、建物がそこに暮らす人々へ与える影響の大きさを改めて感じさせられました。

人中心の物づくり。

アイトフースの外壁にも採用しているスイス漆喰のメーカーHAGA社訪問。トーマス社長は、「セルロースやカゼイン・石灰・粘土・消石灰からつくられた漆喰は、何百年も前から存在した接着剤だった。」と言う。「この高貴な特性を守り人工材で地球を汚したくないという思いでこの商品づくりを続けている。」そうです。とにかく、人中心の物づくりで会社のすみずみまで徹底的なこだわりが感じられるのです!

人の生活する器でもある住宅も、一つ一つ材料を吟味して、体、環境へ与える影響、製造されるエネルギーもきちんと考えた上で選定していく大切さ、その材料を出来るだけ永く、美しくつかうことが、何よりも大事であることを気づかせてもらいました。かなりのハードスケジュールでしたが、日本各地から熱い方々が集まって、夜な夜な盛り上がり楽しい毎日を過ごしました。
皆さん、ありがとうございました!

author:設計上田

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