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トルコ – イスラム文化に触れる旅

Publish :
2025.03.28
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは。設計の柴田です。

昨年の夏に初めてトルコに行ってきました。目的地はイスタンブールとカッパドキアです。今回はその中でもイスタンブールについてお伝えします!

トルコへは、関⻄空港からターキッシュエアラインズの直行便で11 時間。(13 時間の予定でしたが、なぜか2 時間短縮。)到着後、まずはイスタンブールの旧市街にあるホテルへ向かいます。
ちなみに…トルコは、アジアとヨーロッパの二つの大陸をつなぐ場所にあります。イスタンブールはヨーロッパとアジアにまたがっていて、ヨーロッパ側は旧市街と新市街が分かれています。

ホテルまでの道中、とてつもなく大きいトルコ国旗や、モスク、地元⺠の運転のあらさ、絶対に運転出来ない狭い道&急斜面&大量の路駐を体験。地元の方たちにとっては当たり前な景色も、私にとっては新鮮でワクワクです!


気になる真夏のトルコの気温は、32°〜35°程度です。日本のような湿度がないため、汗もかかずに過ごせます。
ですが…!日差しはとても強いので日焼け止め&帽子はマストです!

トルコに行ったら絶対に訪れて欲しいのがモスク。今回訪れたのは、スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)です。 ダイナミックな建築でありながら、緻密で繊細に装飾された内部は、幻想的で圧倒されました。


内部は、ラグが敷いてあるので土足厳禁です。ラグには、同じ模様が等間隔で繰り返されています。これは、1 人1 人の礼拝スペースが記されていて、アッラーの前では身分も貧富も関係なく平等という意味が込められています。ラグは、トルコの方にとって欠かせないもので、家に家電が無いのと同じぐらい重要なものだそうです。

モスク以外でお祈りする時は、1 人用サイズのラグを使い、矢印のような模様をメッカの方角に向けてお祈りをします。モスクでは、観光客でも女性はスカーフで髪を隠し、露出を控える必要があります。(スカーフは、受付で無料で借りれますが、持っていると後々便利です)また、観光客と地元の方は、入場料が違うため別々のエントランスから入ります。

ムスリムの方は、1 日5 回の礼拝をします。

決まった時間になると町中に大音量のアザーン(礼拝時間の呼びかけ)が各モスクから響き渡ります。宗教心は人それぞれだと思いますが、こんなにも宗教が生活に溶け込んでいることに驚きです。

トルコでは、他の国では体験をしたことない出来事が多かったです。観光地ではない道を歩いていると、お店の前で集まってチャイを飲んでいる男性の姿をたくさん見かけました。その中を歩いていると、なんだか落ち着かない。凝視されているからかな…?と思ったのですが、よくよく考えると、女性がいない!!地元の方が行くレストランに行ったときも、スタッフ含めて女性がいない!!現地の友人に聞いても「確かに、本当だね」という軽い返事。私の中では未知の世界でした。

トルコ話でよく聞くのが、「日本人好き」「日本人モテる」というワード。モテたかどうかは置いておいて…確かに、普通に話かけてくれます。

町中で声をかけられた時は、何か買わされるのでは…!?と一瞬焦りましたが、普通に会話をして去っていきました。(道路挟んで反対側にいるにもかかわらず、声をかけてくる強者もいました。)

カッパドキアへ向かう国内線でも声を掛けられ、到着まで楽しい時間を過ごしました。トルコの方は、人懐っこい方が多い印象です。観光客を狙った詐欺も多いみたいなので注意は必要ですが、トルコに行った際は現地の方との交流も楽しんでみてください。

また、トルコは動物に優しい国です。街は、猫と大型犬サイズの犬だらけ。屋外猫カフェ、ドッグラン状態です。動物好きにはたまりません!

町の中には、猫専用のシェルターや、ペットフードが買える自販機があります。野良猫・野良犬と聞くと、なんだか怖そうなイメージがありますが、人懐っこ過ぎて困るぐらいです。「いいよ」と言ってないのに、勝手に膝の上に乗ってくる猫。パンをあげているのに、パンを無視して膝に座る猫。カッパドキアのホテルでは、扉を開けたら、犬が待機。

朝食が終わるまで、私の横で眠る犬。(時々触れと言ってくる)動物たちが自由に暮らしている姿に、トルコの方々の優しさを感じました。

私にとって初めてイスラム圏の国。これまで訪れた国の中で一番ユニークでした。海外の旅は、いつも私に新しい価値観・視野を広げる機会を与えてくれます。今あること、環境が以外にもベストではないこと、逆に恵まれていることに気づかされたり、柔軟に物事を捉え、相手の考えを受け入れる必要があったり…。違うからこそプラスになれます!

次はどこに行こうか考え中です。皆さん、おすすめの国があったら教えてください。