住まいの点検・アフターメンテナンス
こんにちは。現場管理の川口です。
先日、約1年半前に現場を担当させていただきましたOB様の家に点検とアフターメンテナンスでお伺いしました。
目次
建築後1年目の点検
実は、新築で住宅を建築した場合に、家の基礎部分のコンクリートや構造部分の木材には水分が多く含まれています。(一般的な住宅の広さでその水分量は1トンを超えているともいわれています!)アイトフースの家は2×6(ツーバイシックス)という工法を採用しているため、在来工法や2×4工法の家と比較すると木とコンクリートの材積量が多く、元々もっている水分の量も多いはずです。家の水分が抜け切るまでに大体1~2年はかかります。
そのくらいのタイミングで、家の大きな動き(収縮)が落ち着くということもあり、改めて家全体を点検させていただいています。内容としましては、木材の乾燥収縮で生じた壁の入隅の隙間を埋めて綺麗な状態にする、間仕切りや収納戸の動作確認や調整とケア、水回りの確認、その他生活されていて気になるところをお伺いしての改善対応、簡単にできるサッシなどのメンテナンスのレクチャー、などなど。
ご訪問時に感じること
点検の際に家全体を見させていただいていると、建築中のいろいろな思い出が蘇ってきます。社内の現場ミーティングで何度もブラッシュアップされたこと、職人さんたちと悩み話合いしながら進めていったところ、ひそかに気に入っていたあの場所…どの空間を見てもご家族の皆様がとても大事にしていただいていることが感じられて、内心非常にうれしく思いながら見させていただきました。
「エアコン1台で真冬も薄着で過ごせ、真夏も寝苦しい夜がなくなり家で過ごすことが多くなりました。」「室内の塗り壁が天候や光の入り方、照明で微妙にいろんな表情になり気に入っています。」 「サウナに毎日入ることで冷え症や乾燥肌が改善した」「家事が減って、家族での時間が増えています」etc…
アフターや点検で訪問しいろいろとお話をさせていただいている中で、ありがたいお言葉をかけていただくことが多くとても励みになります。
これからもその声に応えることのできるようにより良い住まいづくりを、そしてアフターケアの方も責任をもってしっかり務めてまいりたいと思います。