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永く住み続けられる住まいづくり

Publish :
2022.11.19
Category :
ブログスタッフブログ

こんにちは。設計の⻑坂です。
住まいづくりをする際に、暮らしの変化を考慮してプランを検討されたいという方は多いのではないでしょうか。
私自身、つい最近ライフスタイルの変化を強く実感することがあり、アイトフースが提案している暮らしが『まさに!』だったので、これからの住まいづくりの考え方の参考にしていただければと思います。

欲しくなるあの部屋

子育て期間や年齢を重ねた時の過ごし方やここ2〜3 年で急増した在宅ワーク等、その時のことを考えると必要と感じる部屋ってありますよね。

プラン当初のご要望で多いのが“リビング横の和室”です。
理由を伺うと、「小さな子供が寝たり遊んだりするスペースとして欲しい。」「将来介護が必要の時に使いたい。」という方がほとんどです。
…その気持ちすごく良くわかります!

でも、『その時』に必要な部屋は、実は多くのお住まいで将来的に使いづらい部屋となってしまうのも事実です。
特に和室は、よくよく考えて設計をしないと使用頻度の低いその時だけの部屋になってしまいます。
例えば、小さい子供のお昼寝用のスペースとしたいのであれば、風通しをよくするため窓の高さ検討が重要になります。
介護用で使用したいのであれば、畳はそもそも掃除が難しいので和室である必要があるのかどうか、再検討が必要かもしれません。
(併せて、トイレ・洗面・浴室・玄関への動線も介護前提で考えていかなければなりません。)

前職のリノベーションの仕事をしていた時も、「和室を洋室に変えたい」や「和室を無くして広いLDK にしてほしい」というご要望が多かったことが印象的でした。
それに加え、今は実際に家族の介護が必要になり、和室自体の必要性を検討する大切さを、身をもって体感しました。

シンプルでより豊かなくらしのために

アイトフースでは、理想の住まいをヒアリングしながら、「長い目でみて本当にその空間は必要か」を一緒に検討させていただいています。
その上で、こうした方が日常的に使いやすい部屋になるのでは、といった提案も交えながら、暮らしの変化にフレキシブルに対応できるように心がけております。
それぞれのお施主様にとって、永く住み続けることができる住まいが実現するように、お手伝いができれば幸いです。

モデルハウスや完成見学会などの各種イベントにご参加いただき、永く住み続けられる住まいづくりをどうぞご体感くださいませ。