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3階建て 高断熱住宅実例レポート(広島県安芸郡府中町S邸)

Publish :
2017.09.03
Category :
ブログシャチョウブログ

WEBなどに写真を多用させていただいていました府中町のS邸(3階建て)です。今年の11月で早4年を迎えることを確認し、時の経つ早さを感じながら、WEBの施工事例レポートをさせていただくためスタッフと訪問させていただきました。

素材の使い方にも理由がある

1階の外壁は漆喰壁、敷地条件から軒が出せないことや全体デザインのバランスなどから2〜3階の外壁はガルバリュム鋼板を採用し付加断熱が施されています。

「家事労働時間は以前の半分以下」

幼かった息子さんも4年経つとしっかりなサッカー少年に成長されていました。息子さんには質問は用意してなかったのですが、奥さんへの質問をさせていただく前に、自ら「エアコンがよく効く!」という幸先良い言葉。当日は外気温は35℃の真昼ですが、3階のエアコン一台で、冷え過ぎを感じる事もなく気持ち良い室内環境でした! 洗濯物も増えながらも、「以前の住まいと比べ、ざっくりとどれぐらい減りましたか?」という質問に対して、「少なくても半分以下にはなっているかな」というお返事でした。 アイトフースの家にお住まいいただくとデザインや性能の満足だけではありません。「ゆとり」と言う名の時間が手に入るのです!

市内への眺望確保し、西日の不快さを解消

広島市内周辺でも人気エリアの府中町、小高く丘の上に佇んで、ナイスなロケーションですが、問題点は、30坪台の変形敷地すぐ南には二階建ての家が建っています。市内を一望できる眺望の良さもあり真西側に解放(窓を多用)されるわけですが、夏の西日が室内環境を想像以上に不快にさせる事が明らかです。西日を遮るためのシェード付きバルコニーを用意しさせていただいた結果が、息子さんの「エアコンがよく効く!」という第一声につながったのだと、大変嬉しい思いでした。

エアコン一台で、家じゅうが涼しい!

1階の玄関ホールから2階のリビングダイニングキッチン、こちら3階のフリースペースまで、階段だけではなく2階から3階への吹抜けがエアコンをより効率的に機能させています。35℃の外気温でも、3階のエアコン一台で、家じゅうが涼しい!窓を含めた建物の断熱性能、プラン(間取り)、エアコンの取付け位置など様々な要素が関連し、トータルに計画させていただいたからこそ出来上がったS邸の快適性能ですが、夏の住まいの温熱環境は、夏バテだけではなく熱中症など「喫煙」や「適度な運動」より健康に影響を与えるという研究結果が明らかになっています。また「冬は風邪をひかなくなった」と言われるSさんの4年近く住まれた感想もそれを立証しています。