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さんさんと重箱の隅をつつく

Publish :
2012.12.27
Category :
ブログ

こちらは倉敷で建築させていただいている I 邸 庭の植栽工事などを残して住宅部分は完成です。 幅4m 奥行き1.6mあるBIGな庇 夏季は日差しを遮り、ルーバーになっているので 冬季は日射を「さんさん」と取込み 透明な屋根材が施されているので雨もしのげる。 自然の恵みをたっぷり利用して エネルギー使用を最小限に………..。 そして、魔法瓶のような高断熱高気密な性能は 外気の影響を受けにくく室内を快適に保つ この基本的なことが最も大切なこと これができていないと 本当の意味でのゼロエネは無理です。 気密断熱性能は、ほどほどで太陽光発電など高額な設備に コストを使う「不自由なく使って、多量につくる」という発想 世間では太陽光発電だ、スマートハウスだと 次から次へと新商品の攻勢が激しいのですが 太陽光発電は、畜電池の完成度が 上がってからでも遅くありません。 (何度も書きますが…….訪問販売などは契約する前にご相談下さい。)

最近知ったのですが 岡山県は日本一気候が良いのだそう 当然、瀬戸内海に近いここ玉島は その中でも、最も良い気候なのでしょう。 本日も、ご多分に洩れず 「さんさんと」部屋の奥まで陽が射し込んでいます。 近年、珍しくなくなったパインフローリングではありますが こちらのフロア材は浮づくり加工が施され あたたかで心地良い歩行感 日焼けが目立たないオイル仕上や 窓ガラスが UVカット率約80%なので 長期間、色白美肌でいられます。 何と言っても真冬でもスリッパなしで お過ごしいただける快適さです。

キッチンのカウンターを少し伸ばして カウンターチェアを置いて、ちょっとしたPCコーナーに ダイニングのラウンドテーブルの使用に 干渉しないように斜めに座るためこのようなカットに 独立キッチンでありながら 全体に壁が無くオープンなので カウンターを伸ばすことで より連続性が生まれて広く感じます。

本日は、お引渡しに備えて社内検査です。 正に「重箱の隅をつつく」ように 汚れやキズのチェック そして、全員16個の目で様々な角度で見た感想をシェアし 改良点も2カ所追加することとなりました。