ZEH 平屋住宅(ゼロエネルギーハウス)山口県下松市 U邸

庭が完成したU邸です。

3mほどの小高い丘上にあり、背景も自然にあふれているので、庭の植栽も最小限しか必要ありません。

ZEHであるなしに拘らず、涼温快適で省エネルギーに暮らすために最も重要な性能値は(外皮平均熱貫流率 UA 値や隙間相当面積 C値)で表されますが、こちらのU邸は平屋という計算上不利な条件にも関わらずUA値=0.36という性能値です。その高性能値がどのような快適さをもたらしてくれるのか、夏が終わったころにレポートし、ブログにアップさせていただきたいと思います。

「ZEH対応住宅だから高性能な家ではない」

ZEH(ゼッチ)と呼ばれるゼロエネルギー住宅といえば、未来的なワードのせいか最高性能の家のように聞こえ、ハウスメーカーを中心に話題ですが、実はそうばかりでもありません。エネルギー消費量を減らすために建物の断熱や気密性能を上げるよりも、エアコンや給湯器をエネルギー効率の高い機種にする方が明らかに簡単で、それでも性能がよいとしているからです。しかも断熱とともに重要な気密性能(隙間相当面積 C値)に関しては問われずという状態です。しかし、本当に日々の暮らしが涼温快適で健康に過ごすためには、窓やドアを含めた建物の外皮性能と気密性能を高めることが凄く重要です。それらの性能が、どれだけ涼温快適で健康に寄与するか?こればかりは、いくら上手な言葉を並べても伝わるものでもなく、暮らしてみないと実感できないところですが、

日本のエアコンは秀逸!「エアコンが悪いのではなく悪いのは、家の性能です。」

最近の猛暑日(35℃前後)が続く日中(9:00~19:00ぐらい)、6~8畳用程度の2階のエアコンを27℃設定で点けっぱなし、帰宅時には家の中はヒンヤリとしているのでスイッチを切って朝まで過ごせるという感じです。外気の影響を受けにくいというのは本当にありがたいです。真夏の電気代も月5,000~7,000円程度上がるくらいです。睡眠時に体力を消耗したり寝苦しく睡眠不足であったり、家の中で熱中症など考えられない住環境なのです。よく、エアコンが苦手という方が多いのですが、エアコンが悪いのではなく家の性能が悪いのです!因みにこんな複雑な気候の日本で育まれたエアコンは、世界一性能が良くコスパは最高です。高性能な住宅でエアコンを上手く使えばエアコンのことが大好きになることでしょう。そのためにも必要な住まいの性能値は( UA値=0.4以下、C値=0.5 )☜ホントに涼温快適な住まいづくりのためにこれ重要です!

よく昔から「家は3回建てないと満足できる家にならない。」ということを聞くけれど、重要なポイントを外すと何度建てても満足できる家はできないわけです。特に北欧建築の考え方のように、涼温快適で安心安全な機能や性能から生まれる意味あるデザインの住まいでなくてはデザインが陳腐化したり、本当に住むことが楽しめなかったり、家が好きになれない。メディア受けするためや売り易くするための見た目の建築ではなく、住まう人の建築にならなくてはいけないと思う今日この頃です!

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