オーダーキッチンで、リビングと一体化。

 (広島市安佐南区O邸)

リビングと繋がるオープンなキッチンは、オーダーキッチンで連続性あるデザインに

 システムキッチンの発祥はやはりドイツ、家具の国イタリアと共に先進国です。ドイツでは、キッチンがインテリアの構成要素として考えられているので、例えば、ミニマルな暮らしで物を表に出したくないという暮らし方の場合、それに合わせてキッチンも統一し、キッチン、ダイニング、リビングが連続性あるデザインにといった具合です。このような考え方は、ドイツだけではなく欧米全体に共通な考え方で、北欧特にデンマークは、よりインテリアへの関わり方がより密接で積極的に感じます。「リビング・ダイニングの中に調理できるスペースがある」と言ったほうがよいくらいのキッチン中心のリビング化プランが当たり前になっています。

 (広島市安佐南区S邸)

自由自在のフルオーダーキッチンで自然素材の中に一体化させる。

 日本では「インテリアとしてのキッチン」の提案に対してやや消極的なのは、もともとキッチン(台所、厨房)が水を使う場所として、外部や土間などの半外部に設けられ(北側が大半)ており、各部屋を引戸などで仕切るという様式であったためです。こうした歴史的な経緯もあり、日本では「キッチン=水廻り」として捉えられてきましたが、もう一つの原因はシステムキッチンのデザイン性が一部を除いて、画一的でマンションや量産メーカーのインテリアに照準を合わせているので新建材のドアやフローリングに合わせた光沢の強い質感の素材が多く、自然素材を多用するインテリアとの統一感がとれないことで、キッチンとリビングが連続性ある空間として考え難いのだと思います。キッチンのリビング化思考へと著しく変化しているのにそれに対応できるキッチンが量産メーカーには少ないということです。そのような理由もあり、アイトフースのキッチンは、北欧のキッチンに多く見られる、自然素材を取りいれるためにも自由自在のフルオーダーで対応させていただいているのです。

キッチンは金具が大事

キッチンの中で最も大事なパーツの一つが金具です。特に引き出しのレール金物は、頻繁に開閉されるので長年使ってもスムーズさを維持できること、もちろんストレスなく引き出しの奥まで出てきて、使いやすいことが大切です。この辺りの金具は、日本製に良いものが見当たらず、高品質で種類も多いこともあり世界的に評価の高いヘティヒ、ハーフェレなどドイツの金具メーカーの物を採用しています。日本には、このレベルの金具は見当たらず、国内キッチンメーカーの高級キッチンにも採用されています。

 (広島県安芸郡H邸)

ドイツやスウェーデン製の秀逸なキッチン設備機器

北欧のキッチンメーカーのものを輸入しない限り、木製のキッチンは意外と手に届き難いのが現状ですが、社内で設計デザインし、住宅と一緒に施工もさせていただくので、効率よく価格的にもコスパの高いキッチンが出来上がっていると自負しています。

キッチン設備機器もドイツやスウェーデンの製品を採用する場合がほとんどです。クッカーは、鍋を選ばないことや安全性から、写真のミーレ社の物をお勧めすることがほとんどで、ガスをご希望の場合は国内ガスメーカーの機器をお勧めしています。壁もキッチンパネルではなく、タイルをひと工夫し、掃除が簡単なよう施工しています。

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